小麦・乳・砂糖の引き算と体調
※2021年9月19日 加筆・修正しました
店舗と家を引っ越して1か月が経過しました。
体調は、少しずつ良くなっていると実感中。
以前のブログで、体調が悪くなった原因について触れました。
移転の経緯・カビと体調
最大の原因はカビと睨んではいるのですが、恐らく他にも色んな要素が絡んでいそうです。
「食」もとても重要な要素でした。
人間の身体は奥が深い!です。
食を変えることで家族やお客様の症状が改善することもありましたので、内容の一部を紹介したいと思います。
「健康的」な食事
食を変えるというと、不摂生な食事から健康的な食事にする、というイメージを持つかもしれません。
私としては「健康的」な食生活をしていると思っていました。
炭水化物を摂りすぎることもあるけれど一般的だし揚げ物もそんなに食べないし野菜も好きだし。
野菜を先に食べてタンパク質、炭水化物、と順番にも気をつかい、毎日晩酌していたけれど350mlビール1本くらい。
ただ、毎日のように甘いものを食べていた時期もあり、朝は時間がないのでパン食、夜は仕事を全て片付けてから遅い食事、お酒もちょっと増えたりして。
今思えば~ということはあれど、一般的に言えば酷い内容ではないです…よね?笑
「健康的」になるためにプラスしたものもありました。
「肉の脂はいい」「オリーブオイルはいい」
「オメガ3を摂ろう」「ビタミンサプリを摂ろう」
「腸内環境には漬物、納豆」
もっとありますよね、もう本当に色々…驚くほどたくさん情報が入ってくるので、良かれと思い取り入れたりしていました。
ただ今回私がやったのは全く違う視点です。
「健康的」なものを補うのでなく、現状からの【引き算】でした。
小麦・乳・砂糖 の【引き算】
えっ、この3つやめるの!食べるものないじゃん!
と思いますよね、私は思いました笑
全て食べてはダメなわけではないんですが、ちょっと抵抗を感じるかもしれません。
前回のブログでお話しましたが、以前の建物へ引越し以降にあれれ?という不調が少しずつ出てきていました。
その不調について調べると、まず引っかかったのが「小麦」の話でした。
そこから芋づる式に腸内環境や他の食品、添加物、農薬について…色んなことが出てきました。
結果、とてもザックリ簡単にいうと、食べ物や環境が日々の身体の調子や病気に大きく関わっているということです。
そして、もし「病気ではないが次のような不調がある」場合は、この引き算を試す価値があると思います。
頭痛、めまい、お腹のハリ、酷い肩こり腰痛、疲れ、だるさ、ホルモンバランスの乱れ、もの忘れ、イライラ、目の渇き、不眠、治りにくいニキビ、肌のかゆみ、湿疹、性欲の低下、etc…
まず試す価値の高い【引き算】の食材が、小麦・乳製品・砂糖です。
私の場合、この3つの引き算を1~2週間行ったところ、疲れやだるさ、もの忘れ、肩こりや腰痛が楽になりました。
楽になったし【引き算】がさほど辛くなくなったし…ということで1~2か月ほど継続すると、ずっと治らなかったニキビ、皮膚症状、ホルモンバランスの乱れ、むくみが取れる、イライラ等、改善。
体重も自然に減りました(引き算したのが大きいけれど、それだけが理由ではなさそう)。
整体と同じで ” 効果は人による ” というのが正直なところですが、心当たりのある方はまずは2週間、試してみるといいと思います。
私の場合、調子がいいので今も【引き算】は無理のない範囲で続けています。
【引き算】で体調が良くなる理由
この世界に生きる7~8割の人は小麦・乳製品を分解する酵素を持っておらず、このような食品の分解は腸内細菌が行うといわれています。
ですので、腸内細菌のバランスが悪いとこれらの食べ物はうまく分解されず、さらに腸の機能を悪くする原因となります。
私はそもそも小麦・乳製品・砂糖を気にせず食べたり食事の時間が遅かったりで腸の機能が落ちていたところに引越
→ 建物の環境(カビ)によりさらに腸内環境を悪化させ、リーキーガット症候群という腸の機能が落ちた状態になっていたようです。
腸には、食物内にあるそのままでは体に有害な成分等が血中に入り込まないようにバリアする機能があるのですが、そのバリア機能が何らかの理由により弱まった状態をリーキーガット症候群(Leaky Gut = 漏れやすい腸)と呼びます。
腸がこのような状態にあると、様々な体調不良やアレルギー、様々な疾患の原因となるということがわかっています。
【引き算】で体調改善につながったのは、小麦や乳製品を控えることで腸の状態が改善しその他の内臓の負担が減ったためではないかと考えています。
小麦や乳製品についての違う側面からの問題、砂糖の影響もあるのですが、また違う機会にお話ししようと思っています。
【引き算】を試したい方へ
もしかしたら【引き算】を試してみたい人もいるかもしれません。
ただ、大好きなパン、麺、甘いもの…控えるのは辛い場合もあるでしょう。
私も初めは「うどんもパンもダメか」「グラタンも…あっ、ドリアも乳製品だ!」と悲しくなる時がありました。
ただ、やってみて感じたんですが、1~2週間試すと、意外と辛くなくなります。
そして、外食で多少の不便はあるものの控えるものはいくつかの食材だけ。
小麦を控えるなら…米、蕎麦、野菜、芋類、ナッツ類、豆類、野草、魚、肉 も食べられます
牛乳を控えるなら…代替品として、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク
砂糖を控えるなら…黒糖、メープルシロップ は少しなら。本みりん、酒 もうまく使えます
完璧にやろうとするとストレスになり逆効果の場合もあります。
酷いアレルギーでなければ完全に絶つ必要はないです。
私もそうしています。
カレーや揚げ物、市販の調味料やお菓子にも3つの食材が全て入っていたりしますので、あまり神経質にならずゆるくやるといいかなと思います。
私もたま~にケーキやお菓子を食べていますし、少量入っているものまで気にしていません。
ストレスが一番の敵だと思ってるので、無理は禁物!です。
試すなら初めは「2週間から」。
体調の変化があるか観察しながらやってみて、変化に気づくと面白いですよ♪
もし何か気づいたりしたら、ぜひ教えてください。
ほぐヒーリング 清水
LINE id: @lpw2297n
電話: 080-3992-0066(ショートメールも可能です)