肩・腰が痛い!体を動かしたいと思いつつなかなか…というあなたのための「がんばらないストレッチ」のすすめ
いよいよ12月になり、冬本番に近づいてるな~という寒さになりました。
肩こりや腰痛が悪化したり、体の調子を崩したりという方も多いようですが
みなさんはいかがでしょうか?
肩こりなどで来店されるお客さまとお話をしていると、
「からだを動かした方がいいとは思ってるんだけど…」
と言う方がとても多いです。
運動やストレッチなどをした方がいいとは思っていても
(めんどうで・忙しくて・体が痛くて・辛くて)できない。
そんな方に今日は、ゆる~いストレッチ(?)をご紹介します。
運動をした方がいいと思いつつ…
思いつつ…なかなかできない。
とてもよくわかります(笑)
お客さまや知人に、
「よしえさんは毎日ストレッチとかやってるんでしょ?」
って、よく聞かれます。
たいてい「大してやってないんですよ~」と答えます。
というのも、
「さぁストレッチしよう!」
と、あえて時間をとって行うことはほとんどないからです。
だって、疲れているときにわざわざ動きたくないですもんね~(笑)
ですがこんな私でも、
「からだを動かす」ことはやっているんです。
何かやりながらうごうごウゴウゴ、
ゆらゆらフルフル、動いてます。
そしてたまに
ほぅっと力をゆるめたり
固まってきたところをウーンとのばしたり。
みなさん「ストレッチ」というと
”時間を取ってしっかりやらなきゃならないもの”
と思いがちなので
「ストレッチやってます」とはあえて言っていません。
が、名づけるとしたら
「がんばらないストレッチ」
ってところでしょうか。
そんなことでストレッチと同じ効果があるの!?
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
→ はい、けっこうあります。
どんなことをどんな風にするか、ご紹介します。
ポイントは「ゆらす」「ゆるめる」「のばす」
やり方は簡単です。
1.ゆらす
コリや痛みがある部分をゆらゆらフルフルゆらします。
2.ゆるめる
疲れなどがある部分の筋肉をゆるめる動作をします。
3.のばす
コリやハリがある部分の筋肉をのばす動作をします。
【注意事項】
● 気持ちいいところでやめる(痛いまでやるのは逆効果です)
● やりたいと思ったときだけやる(心と体が嫌がってるときにやるのは逆効果です)
● やりたいだけやる(無理をするのは逆効果です)
では具体的な方法の例です。
例えば、イスに座っていて真っすぐにしていた腰が疲れてきたとします。
2.「ゆるめる」
まずは腰をまる~く丸めて力を抜き、緊張していた腰の筋肉をゆるめてあげます。
1.「ゆらす」
疲れた部分を気持ちいい方向(前後、左右、まわす)にゆっくりゆらします。
3.「のばす」
ゆらした時に、例えば脇腹辺りがのびると気持ちいいなと思ったらその部分をのばします。
左わき腹をのばす時は脚を肩幅より広めに開き、左手を真上に挙げてそのまま体を右にゆっくり倒します。
肩や脚も同じように、ゆるめたりゆらしたり
「気持ちいい」と思うように動かしてみるだけで大丈夫です。
がんばらなくて大丈夫
いわゆる一般的なストレッチは、3の「のばす」に当たりますが
「ストレッチ」だから3はやらなきゃ、と思わなくて大丈夫です。
1~3すべてやる必要はまったくありません。
実際に私がやっているのは1だけ、3だけ、1と2だけ、など
気持ちいいと思うことだけです。
3の「のばす」に関しては、効果的にのばす方法がいろいろあって
紹介している本もけっこうありますよね。
みなさんが気持ちいいと思うようにのばせばOKです。
もちろん、ゆらすだけでも大丈夫。
気楽に無理せずからだを動かしましょう。
先月「がんばらないストレッチの会」というイベントを開催したのですが、
やっぱり「ストレッチ」=「きついもの、がんばるもの」
と思っている方が多いなと実感しました。
生きていくだけで大変な世の中、
これ以上がんばらなくて大丈夫です☆
自分にやさしくしてあげてくださいね。